太陽光発電施設の設置場所はどこが発電には最適か

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火力発電や水力発電は設置場所がある程度限定されますが、太陽光発電はパネルを設置する場所さえあれば、太陽光があるなら、どこにでも設置する事ができる、優れた「発電方式」なのだ。

太陽光パネルを設置できる空間さえあれば、土地や場所を選びません。
住宅の屋根、マンション、アパートの屋上、学校や病院の屋上や屋根、休耕地、野原、山林、荒れ地、池、河川の土手、ゴルフ場の跡地、など。

 

◆個人用住宅の屋根は最適

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最も一般的な設置場所である。
住宅用の小型容量なら最も適した場所である。屋根は太陽光を効率的に受けることができ、その上、いわば「空いている土地」である。新たに土地を購入する必要はない。

南向きの屋根が最適であるが東向きや西向きでも可能である。鉄道沿線や高速道路沿いの家を観察すると、南面、東面、西面を有効に使っている例も散見される。

しかし北向きの屋根は発電には適さないし、日照時間が短い地方では有効ではない。
また金属製の屋根ならば発電効率が落ちる。
専門知識が無いならば専門業者に相談することをおすすめする。

 

◆マンション、アパートの屋上を有効利用する

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マンションやアパートのオーナーならば眼を付ける場所である。

いわば遊休地である。
マンションやアパートは比較的面積が広い為、設置場所としては非常に良い。

個人住宅と同じ条件で場合によっては産業用太陽光発電とする事ができるから、全量売電出来て大きな利益を生んでくれる。
例えば10KWの産業用太陽光発電ならば、初期投資が10×30万円/KW=300万円。売電収入が10×1,000×24円/KWh×20年=480万円(20年)。
メンテナンス費用が4万円×20年=80万円。
合計で480-80-300=100万円の利益になる。

遊んでいる屋根を利用して20年間で100万円利益がでる。

 

◆学校や病院の屋根や屋上

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自然エネルギーを熱心に推奨する地方公共団体や学校、病院などは比較的面積の広い学校や病院の屋根を活用して太陽光発電パネルを設置できる。

この場所もいわゆる「遊休地」に区分できる。
遊休地を活用するのが太陽光発電の「ミソ」なのだ。

 

◆休耕地は太陽光発電には好都合である

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農地でありながら耕作していない土地、休耕地にも太陽光発電は有効である。

高速道路や鉄道線路沿いの休耕地に設置されている太陽光発電パネルを目撃する機会が増えて来たのである。
休耕地を利用すれば比較的大きな規模の太陽光発電が可能になる。

太陽光パネルは地上から1~2mの高さに設置されていて角度も30度程度になっている。
もちろん南向きに設置されている。

 

◆山林

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山林を管理するには大変な労力が必要である。
林業を営む若者が減少してきている昨今、手間のかかる山林管理をするよりも太陽光発電パネルを設置して売電する方が有利である。

ただしあまりにも「奥地」なら売電用の送電網が必要になる為、電力会社から送電網設置特別費用を請求させる場合があるから要注意だ。
民家に近い送電網がある「利用されていない山林」が良いのである。

そのような条件を満足する土地は少ないようであるが、利用価値は大きいのである。

 

◆池は水面の上が遊休地である

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池も池の上の空間が「遊休地」である。
水があるから無理とあきらめる必要はないのである。

太陽光パネルの設置費用は多少掛かるが、遊休地の利用としては最適である。
実際、池の上にメガソーラーを設置している例もあるのだ。
ただし水に対する設備的な配慮は必要である。

 

◆河川の土手

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河川の土手も設置可能ではあるが、公共の場所であり景観が悪くなるから、設置する場合はその配慮が必要になる。

栃木県の集中豪雨で河川決壊が太陽光発電パネルを設置した結果発生したと言われているが、直接的な関係は無い。
水の力が土手を崩壊させたと言う方が正しいのである。
太陽光パネルの架台が土手の劣化につながってはいない。

 

◆荒れ地を利用しよう

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山林と休耕地の間の土地である。
草刈りをすれば太陽光パネルを設置する場所として活用できるのである。

イノシシやサルなど野生動物の住宅地への侵入を防ぐ効果も期待できそうである。
一石二鳥の効果がある。

 

◆ゴルフ場の跡地を利用する

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人口の減少著しい日本では将来的にゴルフ場は閉鎖される可能性が高いのである。
ゴルフ場は森林を伐採してあるから、太陽光パネルを設置する環境は非常に良い。

ゴルフ場は16ホールあり、設置面積的にも好都合である。
多少民家から離れてはいるが送電網は完備されているから特別な費用は発生しない。
土地が広い為、メガソーラーの設置も可能である。

 

◆砂漠を利用する

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日本には適当な土地は無いが世界的に見ると有効に利用できる場所である。
アメリカや中国では活用されている例がある。

メガソーラーの設置には最適であろう。
残念ながら日本には適用できない場所である。

 

◆宇宙空間は将来の課題である

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将来は24時間太陽光を浴びる宇宙空間も利用されるようになるでしょう。
2100年くらいには利用できる技術が開発されるでしょう。

発電効率は抜群であり、日照時間も最適な場所である。

しかし発電した電気を地球に持ち帰る方法が確立できていない。